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ホラー小説

近頃、身近な人に自分の小説を読んでもらうという機会に

続けて恵まれ、非常に助かってます。

あ~でもないこ~でもないと意見や感想を聞かせてもらうのは

うれし恥ずかしというところですが、小説を書く人間にとって

実際に自分以外の人に作品を読んでもらう、そのうえで忌憚ない感想を

述べてもらうというのは非常に大切なことなんです。

しかも場合によってはそれは望んでも簡単には巡りあえない機会でもあります。

なぜってまず小説は音楽と違って3~4分聴いてもらって感想を聞くということが

できない娯楽だからです。

短編でも読み終えるのに30分前後はかかると思いますし

読書の場合、中には読む速度が遅い人もいますのでまちまちになってきます。

その点、音楽ならいったん再生すれば平等に同じ時間で聴き終えられます。

このことからおいそれと「これ読んで感想を聞かせてください」

とは言いづらい面があるんです。

また、哀しいかな音楽鑑賞と読書とでは

実生活の中での娯楽としての定着度がまるで違うのでここでもまた

無闇にお願いすることがためらわれてしまうんです。

音楽をまったく聞かないという人はほとんどいないと思いますが

「普段あまり本を読まないんだよね」

「目が痛くなるから読書は嫌い」

「漫画しか見ない」

という人は案外いるもので、そういう人にどっさりと原稿を渡して

これを読んで真面目に感想を聞かせて欲しいと言ったってそれは

酷と言うもので、そんなことをしたらきっとその人は

いきなり読書感想文の宿題を出された人独特の複雑な表情を見せることでしょう。

さらに、読書と言うのは何かをしながらすることがとても困難な娯楽、作業です。

音楽を聞きながらゲームや携帯を触っている人はいても

本を読みながら同時にそれをしている人を俺はいまだ見かけたことがありません。

そんなふうに読書はそれをしている間その人の行動を完全に縛ってしまうわけだから

よほど勝手知ったる友達でもなければ頼めないのです。弱虫な俺は特に、顕著に。

といったように自作の小説を試しに読んでもらう機会を得るというのは

案外レアなんです。

そして冒頭に戻るわけですが、近頃そんなレアな機会に続けて恵まれまして

率直な感想をいくつか貰うことができました。

今回読んでもらったのはホラー小説だったんですが

どういうポイントで怖いと感じたか、どういう情景が浮かんだか

話の結末についての各々の解釈、などを重点的に聞き

自分が活字上で意図したことや仕掛けたものが思うような効果を

出しているか否かを肌で感じられました。

そういえば感想を求める際に、みんな前置きとして

「自分はたくさんの本を読んできたわけではないから的確な意見が

言えるかどうかは分からないけれど……」

というようなことを慎ましく言ってくれるんですが

むしろこちらとしてはそういう自覚のあるような人にこそ

まっさらな気持ちで読んでもらいたいくらいなのでちっとも構わないんです。

活字中毒の人に難しい顔をして読まれるのも当然得る物はありますが

読者としてより一般的な位置にいる人の意見こそありがたく感じます。

音楽にも同じことが言えると思います。

今回読んでくれた人たちに感謝を。

そしてきっと、たぶん、間違いなく俺は今回のことに味をしめて

遠からず別の作品も胸元につきつけてしまうと思いますが

その時は困った人物を見るような顔をしてもいいから

笑って許してやってください。

妄想の整理整頓

先日とある新人賞に小説を投稿しました。

その際にB5のでっかい封筒に宛先を書いたんですが

誤字のないように気を張っていたことと

手書きで字を書くのが久しぶりだったことで異様に手が疲れました。

というわけで小説は書いているときももちろん大変なことは多いんですが

出来上がった後も案外大変だったりします、という話です。

①推敲して誤字脱字がないかどうか地道にチェックする

②原稿とは別に応募要項を書いて用意する

③あらすじを指定文字数内に収めて分かりやすく書く

④実際に原稿を紙に印刷する

⑤ページ飛びや印刷ミスがないか確認する

⑥原稿にパンチで穴を開けて紐などで閉じる

⑦封筒に丁寧に宛先を書く

⑧原稿を郵便局に持っていく

ざっと上げると以上のような感じです。

これをひとりで黙々とやっていると内職でもしているような気分になってきます。

といっても好きでやっているわけですし実際内職のようなものなんですが。

しかし、ここまでの段階を乗り越えて無事期日までに投稿し終えることができると

その合否に関わらず、いつもとてもすがすがしい気持ちになれるんです。

ずっと放置していた洋服を綺麗にたたんで箪笥にしまった後のような

すっきりした気持ちとでもいいましょうか。

まさに妄想の整理整頓です。

小説ってつまるところは自分の脳内の産物なわけですが

紙に印刷した時点でそれは手で触れる現実の物になります。

その存在があやふやだった自分の脳内のストーリーが現実に形になる。

印刷代もバカにはなりませんが、これは一種の快感です。

気持ちの面でもひとつの区切りになります。

それまでの何ヶ月間、下手をすれば一年、二年と頭の中で考え続けてきた作品の

世界から離れるというのはなかなか感慨深いものがあります。

そういう喜怒哀楽では表せない感情が脳や心というものを

活性化させるということも、もしかしたらあるのかもしれないですね。

小説について

俺は自分で小説を書いて投稿もしています(芽は出ておりません)。

音楽を作るということと並行して十代の頃から続けていることです。

といっても音楽も小説も野心を持って積極的に投稿したり誰かに見せたりするようなことはあまりありませんでした。

十代の男子の俺は作ることそのものに意味があるんだー。と思い込んでいた節がありますが、それは自己主張の足りない自分を偽っていただけかも、と近頃は思います。

まあそんなことはさておき、大まかに言ってどういう話を書いているのかと言いますと、基本的にはファンタジーになると思います。

といっても剣や魔法やドラゴンが出てくるような類のファンタジーではありません。

現実世界の中で不可解なことや不条理なことが起きるような話、という意味でのファンタジーです。

ちなみに今制作中に曲につける予定の歌詞は去年書いた短編を元にしています。

完成し、無事アップされ、人様の目に触れる段階になったときにでもここで触れていこうと思います(果たして誰かの目に留まるのかな?)。

               □

読者の立場としてはまだまだ読書不足で、現在あれもこれもと買っては読んでいるという状況です。

そんななかで格別に惹きつけられるのは幻想文学、怪談物です。エログロ物も許容範囲内です。

江戸川乱歩、谷崎潤一郎、横溝正史。

新しい作家だと米澤穂信、故・打海文三、京極夏彦、恒川光太郎などなど。

最近だとホラ―、怪談物(どうやらジャンルとしての定義が非常にあいまいらしいですが)を書いてみました。

ファンタジーはどこへいった、と言われそうですね。

しかし実際日の目を見ていないので、自分自身がどういうジャンルに特化しているのかまだ分からない状態ですなので今はなるべく色々書いてみたいという気持ちです。

もちろん、日の目をみないアマチュアでも作品を書く上でのこだわりはへりくだることなくしっかりと持っていたいと考えています。

それは文章のリズムや流れだったり、使う言葉の選択だったり、登場人物の感情表現法だったりと色々です。

句読点の位置、改行のタイミングも重要ですね。

               □

音楽もそうですが、物語にもバランスは大切だと考えています。

それは起承転結の配分もそうなんですが、登場人物の心情と状況や情景描写にもあてはまります。

いわゆる『文学』と呼ばれているものは主に登場人物の心情や細かな心理状態の描写に重きが置かれているように思いますが、現代の『エンタメ』と呼ばれている様な小説はストーリーを展開させ、読者を引き込むことが優先されている(ように思えます)。

一般に人の感情は喜怒哀楽などと表現されますが、『文学』ではそれらをさらに細かく分類してみたり、ないまぜになった複雑な心境を多くの(ときとして迂遠な)言葉を用いて伝えようとしたります。

自分はそれが文学の味わいだと思っていますが、人によっては退屈に感じられる場合もあるでしょう。

『エンタメ』ではそのような細かな感情をストーリーの流れを止めてまで長々と表現したりはしません。

主役はあくまでストーリーであり、読者がすっきりできるような収束なのだろうと思います。

どちらにも良い面、悪い面があるとは思います。

それで、自分で書くとなったとき、そのバランスに悩みます。非常に。

ともすれば、ただただ内省的でうじうじしているだけの話になったり、登場人物の大切な感情、読者の感情を置き去りにしてストーリーだけが進んでいくということになったりと、難しいところです。



プロフィール

てにをは

Author:てにをは
曲を作ったり、投稿したりしています。
【ニコニコ動画マイリスト】⇒mylist/21119203
コミュニティ⇒《co536196》

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